アンテナ設置工事の流れ

「引っ越した家にアンテナを設置したい」「4k・8k放送に対応したBSアンテナに取り換えたい」など新たにアンテナを設置する場合、どういった流れで工事が行われるのかを事前に知っておくと、アンテナ工事業者の選択や依頼を最適なタイミングでスムーズに進めることができるでしょう。流れに沿ってみていくことにしましょう。

お問い合わせから設置工事開始まで

どのような種類のアンテナについても、設置工事は大まかには同じような流れで進んでいきます。

アンテナ設置工事をご希望のお客様から、アンテナ工事業者に対して工事のお問い合わせを頂
くことからスタートします。問い合わせ方法は業者によってお電話又はホームページからなど様々
です。アンテナ業者は現地の電波状況を調査したうえで、どこにどのようなアンテナをどういった
方法で設置するかをご提案致します。アンテナには機能面、デザイン面からも様々な種類があり
ます。お客様からのご相談、ご質問に対してもわかりやすく説明をさせて頂いたうえで見積書を作
成し、ご承諾を頂きましたらアンテナ工事にあたります。ご都合がよろしければ、現地調査の後す
ぐに設置工事に入るケースもあります。

アンテナ設置工事について

屋根やベランダに必要なアンテナ、その他の機器を設置します。これまでに使用していたアンテナがある場合の工事は不要になったアンテナ、部品の撤去、処分までを行う必要があります。屋根の上など足場の不安定な高所での作業になりますが、数多くの設置工事をしてきた専門業者だからこそ、安心してお任せいただくことができます。

・地デジアンテナ(UHFアンテナ)
地上デジタル放送を視聴するためのアンテナです。地デジ放送の送信所方向へ向けて設置します。一般的に使われることの多い、魚の骨のような形をした「八木式アンテナ」の他、住宅の外観に合わせカラーなどを選択することも可能な、薄く細長い箱のような形状のデザインアンテナ(壁アンテナ、平面アンテナ)を設置することも多くなっています。

  • BS/CSアンテナ
BS,110度CS放送を視聴するためのアンテナです。BSもCSも受信する衛星の方角が同じであるため1基のパラボラアンテナがあれば両方の視聴が可能になります。4k・8k放送開始後は4k8k放送にも対応したアンテナの設置もおすすめです。
  • ブースター
受信したテレビの信号をさらに増幅し強度にし、視聴を確実に映像を高画質にするため機器です。
  • アンテナマスト、屋根馬等
アンテナを支える支柱や支柱を屋根に固定するために必要な部品です。
  • 分配器
    受信した電波を各部屋へ分配するための機器です。
  • 混合器
すでにアンテナがある場合、デジタル放送に対応した混合器を利用することでデジタル用アンテナと一緒にまとめることができます。

設置工事後の視聴確認からアフターフォローまで

アンテナの設置工事完了後はケーブルの接続、確認をし、テレビの画面において視聴のテストを行います。新築物件など入居前の工事の場合はテレビの搬入がアンテナ工事の後になるケースが少なくありません。その場合は、各部屋のテレビ端子と測定器を同軸ケーブルでつなぐことで電波のレベルチェックを行うことができますのでご安心ください。

アンテナの組み立て・設置からその他必要機器の取り付け、画像、チャンネルの電波レベルのチェック、チャンネル初期設定までを含めて、工事にもよりますが2時間から3時間ほどで完了となり、その後はすぐにテレビ視聴をお楽しみいただけます。アンテナ工事専門業者であれば工事完了後も映像に不具合が生じたり、ご質問やご相談がある場合には、工事の記録に基づいてすぐに対応ができるため、アフターフォローに関しても安心してお任せいただけます。